昨日は、数年ぶりに徳島に行ってきました。
写真は、徳島ラーメンの名店、ラーメン界の東大こと、その名もラーメン東大さんの徳島ラーメンです。
豚骨を長時間煮込んだスープに豚バラ肉の醤油煮込みがトッピングされ、生卵はお好みでご自由にお取り下さいとなっていて、並で500円の安さでした。
数年前から、日本各地でご当地ラーメンブームですが、最近では日本のラーメン店が上海をはじめ中国に進出して好評を博しているそうです。
ラーメンなるものは元を辿れば中国料理かもしれませんが、あちらが麺や具に重点が置かれているのに対して、日本のラーメンはスープ、それも鶏ガラや豚骨、あるいは魚介系のダシを長時間煮込んで得られるスープの出来が人気を左右する点が異なります。
以前に、中国から来た漢方医(中医師)の方が日本でラーメンを食べて、豚骨ラーメンはおいしいと仰ってました(味噌ラーメンはお口に合わなかったようです)が、薬膳的に考えても豚骨の骨髄に含まれる栄養分は「精」を補充する作用が期待できますので、老化予防や強壮作用が期待できます(漢方では「精は髄を生じる」と言って、生命の根源物質である「精」から骨髄は生じるので、骨髄から得られたスープは文字通り“精がつく”と考えられます)。