タンドリーチキン

Photo_26 (北浜のネパール&インド料理店Manakamanaさんのメニューから)

 代表的なインド料理のひとつ、タンドリーチキンは香辛料と共にヨーグルトに漬け込んだ鶏のもも肉をタンドゥールと呼ばれる窯で焼き上げたものです。ヒンズー教では牛は神聖な動物とされ、牛肉は食べませんが牛乳を発酵させたヨーグルトは料理や飲み物(ラッシー)に使われます。

 ヨーグルトの歴史は古く、紀元前7000年〜1万年前のメソポタミア文明を起源とするようですが、遊牧民が動物の乳を有効利用する過程で食べられるようになったようです。

 日本でも乳酸菌=ヨーグルトというくらい人気がありますが、日本人というか農耕民族の間では乳酸菌の補給源はもともと漬物などの発酵食品であり、そういった伝統的な乳酸菌を含む食品を食べずにヨーグルトを好んで食べるというのは、遺伝的に持っている栄養代謝機能の面から考えると「?」と思います。

 

関連記事

  1. 長芋・穴子の白煮

  2. 越前ガニのカニミソ

  3. 出雲そば

  4. 馬肉と納豆

  5. 鰆と椎茸の挟み焼き

  6. 「まくろびお」さんの前菜