(昨日に続いて、法善寺横町の正弁丹吾亭さんのメニューから)
川を遡上する前の稚鮎は、この時期、河口付近の港などでよく釣れます。鮎は川で孵化した後、一旦、川を下って河口付近の海で成長し、再度、川を遡上しますが、体長が10センチ近くなると、身の部分は痩せているものの、香魚とも呼ばれる鮎独特の香りはします。
また、鮎はカルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富で、ビタミンもA、D、B1、B2など豊富に含まれており、非常に栄養価の高い魚です。尚、中国でも鮎は香魚(シャンユィ)と呼ばれ、渤海湾周辺などで獲れるそうですが、日本ほど人気はありません。