左から、ナスの素揚げ、鮎の香料煮、クラゲです。
鮎のシーズンとなりましたが、最近は養殖ものが多く天然物にはなかなかお目にかかれません。鮎は別名を香魚とも言うように、天然物、特に綺麗な水に棲んでいる鮎は、初夏らしいというか瓜のような香りがします。また、天然の鮎には甘みのもとになるアミノ酸が豊富に含まれているとの報告もあり、天然と養殖では香りも味も大きく違うようです(因みに、中国語ではアユは「香魚」で、中国で「鮎」と書けばナマズを表します)。
鮎は淡水魚(正確に言うと稚魚は一時的に海でも生活するそうです)にしては、高タンパクかつ脂肪分もほどほどにあって、栄養価に富み、栄養素ではカルシウムとカリウムが豊富に含まれています。