中華で使う干しエビは、蝦米(シャァミィ)と言いますが、日本の桜エビなどより身がぎっしり詰まっており、XO醤の原料になったり、ダシや調味料として用いられます。
干しエビはその風味が最大の特徴ですが、栄養的にはカルシウムが極めて豊富で、わずか5g中に牛乳300cc分のカルシウムが含まれます。カルシウムは牛乳や乳製品から摂らなければいけないとお思いの方は多いですが、民族として永年に渡って牛乳を飲んでこなかった日本人にとっては、伝統的な小魚や海草類からカルシウムを摂取した方が体に良いです。(牛乳を毎日飲んでいて健康だというのであれば良いですが、特にアレルギー疾患などの方にとっては牛乳はお勧めできません。)
さて、茄子もこれから旬ですが、茄子の皮の鮮やかな紫色の色素に含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、紫外線が強くなってくる季節には適した食材といえます。