いわしは日本人にとって昔からなじみ深い魚ですが、傷みやすいので、ちりめんじゃこ、目刺し、煮干し、ごまめなどに加工されて利用されてきました。
昔から、大衆魚として広く消費されてきたいわしですが、栄養面から見ればEPAやDHAなどを豊富に含み、更にカルシウムやカルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富に含まれています。(煮干し10g中には牛乳1本(200cc)分のカルシウムが含まれる計算になります。)
最近、何かと話題のメタボリックシンドロームに関してもEPAやDHAの血清脂質低下作用が注目されていますが、現代人が必要としているサプリメントって、意外と伝統的に食べていた食品に普通に含まれているものが多いような気がします。