南森町に新しくできた「大陸風」というお店に行って来ました。なんでも料理長さんは、遼寧省出身の特級厨師さんで、魯菜(三東料理)が得意との事ですが、どういうわけか、四川料理のメニューが多く、日本に於ける「四川飯店」の影響の大きさを思い知らされました。
写真は、前菜の盛り合わせですが、真ん中の野菜は四川料理には欠かせない「泡菜(パオツァイ)」です。中華風のピクルスといえばわかりやすいかも知れませんが、乳酸菌発酵の漬物で、腸内環境を整える働きがあります。
腸内の環境を整えることは、お通じの改善だけなく、長生きするためには重要だという認識は広まっていますが、その腸内環境を良くするために食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌飲料など数多くの製品が売られています。しかしながら、これらの成分というのは、発酵食品とよばれる漬物や納豆に多く含まれているものばかりで、サプリメントのような形で摂取するより食べ物として摂取した方が吸収などの面においても優れています。