麺筋とは、小麦粉を練って、何度も水洗いしてでんぷんを洗い流し、最後まで残ったグルテン部分のことで、弾力性に富んだガムのような部分で、日本の生麩に近いものです。
写真は、麺筋を素揚げしてから醤油などで味付けしたもので、前菜として供されるほか、精進料理などでお肉の代わりに使われたりします。麺筋は大豆タンパクのかたまりのようなもので、食感だけでなく栄養学的に見ても肉の代わりになります。
また、一番上に載っているのは、ノカンゾウの花のつぼみを乾燥させた金針菜です。金針菜は別名を「忘憂草」とも言い、その名の通り「憂い」を忘れさせる?抗ストレス作用があります。