先週に引き続き、姫路の宴席シリーズです。奥から反時計回りに、イカ団子の揚げ物、白魚の紫蘇巻き、海老と魚のすり身の揚げ物です。
ところで、この料理にも使われている紫蘇の葉っぱですが、漢方でも用いられます(蘇葉:そよう)。薬効としては気の巡りを良くしてお腹の調子を整える他、風邪の初期にも有効とされています(発散風寒作用)。
また、蘇葉の特筆すべき点としては「魚蟹の毒を解く」という作用があり、魚介類による下痢などに有効とされされているほか、エビや蟹などのアレルギーの方が、予め紫蘇の葉っぱを食べておくとアレルギー反応が軽くなったりすることもあります。
巷ではノロウイルスが騒がれていますが、特に生の魚介類を食べるときには、紫蘇の葉を少量で良いですから一緒に食べておくことをお勧めします。