牛タンは、低脂肪、高タンパクで、ここ最近人気が出て今や牛肉の中でも、すっかり高級部位になってしまいました。
さて、写真は、牛タンを一度ゆでこぼしてから蓮の葉やジャスミン茶、ザラメ、お米などを使ってスモークしたものです。欧米のように木材のチップを使うものに比べて、香ばしさというかスモーキーフレーバーは軽いですが、漢方では蓮の葉やジャスミン(茉莉花)には、胃腸の働きを良くするという作用があり、薬膳的には理にかなっていると思います。
ところで、胃腸の働きがよくなると食欲が亢進して、ますます太るようなイメージを持たれる方がおられますが、実際は逆で、胃腸機能がしっかりすることで、体にとって必要なものと不要なもののより分けがしっかりできるようになるほか、むくみなど不要な水分の停滞もおこらなくなります。