エビチリ(乾焼蝦仁)と並んで、日本でも人気のある棒々鶏(バンバンジィ)です。棒々鶏は中国でも1年中食べられてはいますが、やはりキュウリが旬の夏の一品だと思います。
さて、お盆ですが、もともとは中国の経典である「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」の、お釈迦様の弟子の一人が、地獄に堕ちて逆さ吊りにされて苦しんでいる母を、7月15日に多くのお供え物をささげて供養し、救い出したとするお話しがもとになっています。これが、旧暦の7月15日(因みに、この日を「中元」と呼びます)に祖先を供養するという行事として定着していったものです。(「うらぼん」という言葉は、サンスクリット語で、「逆さ吊り」を意味する「ウランバナ」が語源とされています)
お盆には、精霊棚を作り、キュウリとナスに細い木(割り箸など)をさして馬と牛に見立て、ご先祖さまが馬に乗って早く家に来られるようにし、帰られるときには牛に乗ってゆっくりとお帰りくださいという願いをこめるとされています。
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