バジルはイタリアンでよく使われます(バジリコ)が、もともとはインド原産のシソ科の植物で、台湾でもよく食べられています。また、中華と言うよりは東南アジアでは、バジルの種(バジルシード)は、デザートなどに応用されています。
バジルの薬膳的な効能としては、健胃作用、特に油分の消化を助けるとも言われています。(バジルを漢方生薬として用いることはございませんが、同じシソ科の植物のパチョリの全草を乾燥させたものを「カッコウ」と称して、特に夏場に冷たいものを摂りすぎておこる下痢や吐き気を伴う夏風邪に応用されます)