モンゴウイカの山椒の実ソース

 紋甲烏賊(モンゴウイカ)は、身が肉厚で柔らかく、旨味もあるので中華でもよく使われます。この料理は、新鮮なモンゴウイカをサッと湯引きして、山椒の実をすりつぶしたソースが掛けられています。

 山椒は、一般的には果皮の部分が使われますが、山椒の実は果皮のようにしびれるほどの辛みが無く、すっきりした香りがあって、暑い時期の冷菜などに向いています。

 実際に、薬効面から見ても、山椒(果皮)は体を温める作用が強いのに対して、山椒の実(椒目:しょうもく)は熱を冷ます作用があって、更に気の流れを良くし、むくみなどにも良いとされています。

関連記事

  1. 合鴨とネギの甜麺醤炒め

  2. 真桑瓜、金糸瓜、毛蟹の蒸しもの

  3. ホタルイカと花ニラの前菜

  4. 牡蠣の湯引き

  5. 大和鶏と天然キノコの炊き込みご飯

  6. 髪菜干貝湯