日本では、枝豆と言えばビールですが、枝豆を八角茴香(はっかくういきょう)と紹興酒などでゆでたものです。紹興酒の故郷である、紹興で有名な茴香豆(フイシァンドウ)のそら豆の代わりに枝豆を用いたものです。
枝豆は言うまでもなく大豆の成熟していない状態のものですが、大豆に比べてビタミンCや、強肝作用や抗酸化作用のある必須アミノ酸の一種であるメチオニンが多く含まれており、お酒のあてにはぴったりの食材といえます。
また、八角茴香は昨年来、抗インフルエンザ薬のタミフルの原料として脚光を浴びていますが、健胃作用があり、冷えなどによる急な腹痛に粉末にしたものを紹興酒で飲むと良いとされています。(と言うことは、八角茴香と紹興酒と枝豆の組み合わせは、ビールなどの冷たいお酒を飲むときには最高の組み合わせと言えます)