トマトは世界で最も生産量の多い野菜ですが、日本でも様々な品種が売られています。もっとも、日本でトマトが一般化したのは比較的新しく、明治時代になってトマトケチャップが普及してからです。
日本ではトマトと言えば生野菜で食べられることが圧倒的に多いような気がしますが、トマトにはグルタミン酸が含まれており、加熱することで旨味が増します。(ケチャップやトマトソース)
写真のお粥とトマトという組み合わせは、一見ミスマッチなようですが、トマトに限らずキュウリなどの夏野菜も、そのものの性質が体を冷やしますので、暖かい料理(炒め物やスープ、煮込み料理など)として食べる方が体によいというのが、食養生としては正しい発想になります。(夏は暑いからと言って、物理的に冷えたものを食べると良いという発想は、ありません)