空芯菜は、ヒルガオ科の中国野菜で、茎の中が空洞になっているのでそう呼ばれていますが、香港(広東語)では通菜(トンチョイ)と呼ばれています。茎の部分のシャキシャキした食感が特徴で、炒め物に用いられることが多い野菜です。
写真の料理は、空芯菜のおひたしの上に、魚醤(ナンプラー)で味付けされた、アサリのむき身(みじん切り)がのっています。(中国には、生のアサリを魚醤に漬けておいて食べるという料理もあるそうですが、このアサリは火が通されています)
空芯菜には、ホウレンソウよりも鉄分が豊富に含まれており、またアサリはビタミンB12が豊富で、魚醤に含まれるアミノ酸ともども、貧血には効果的な一品です。