暦の上では立夏(5月6日)を過ぎて、温度も急上昇しています。古くは、夏を蕃秀(ばんしゅう)と呼び、陽気が極まり、万物は皆、蕃(しげ)り秀でる季節とされています。
また、夏の養生法のポイントとしては「とにかく胃腸を冷やさない」という事が重要になります。これは、冷蔵庫などの無かった大昔から言われている事で、夏場はどうしても冷たいものを食べてしまうが、少量ならよくても、食べ過ぎると胃腸が冷やされて、「気」のエネルギーが低下して健康を損なうので注意すべきとされています。
さて、写真の料理は手羽先を素揚げにしてから、野菜などと煮込んだものですが、コラーゲンたっぷりの手羽先は、夏ばての予防にはぴったりです。