ナスは中国語でも茄子(チエズ)と書きますが、あちらの茄子は日本の一般的な品種の2,3倍も長いものがあって、炒め物にするときなど、刻みやすいだろうなと思います。(写真の料理はもちろん、日本の一般的なナスが使われています)
キュウリやトマトほど見た目のみずみずしさに欠けるものの、ナスも夏野菜のひとつで、その90%は水分です。ただし、血管を強化するビタミンPや、皮の部分にはポリフェノールも含まれています。
ナスに含まれるポリフェノールの一種であるナスニンは、強力な抗酸化作用があって、生活習慣病の原因となる活性酸素を抑制してくれるだけでなく、日焼けやお肌の老化の予防効果も期待できます。
また、大阪でナスと言えば、なんといっても泉州の水なすが有名です。特にさっぱりとした糠漬け(浅漬け)は、夏場のお漬物としては最高で、最近では全国的にも有名になってきています。(個人的には、減農薬自家栽培の水なすの浅漬けを作っておられる「らくらく手作りファーム」さんは、お勧めです)