花わさびは開花期のわさびの花茎で、3?4月頃に出まわります。昔は、殆ど食用にされていなかったそうですが、20年ほど前から料亭向けなどに出荷され始めたそうで、色の濃い緑色に白くて小さな花、わさび特有の辛みがあって好評を博し、最近では出荷量も増えてきているそうです。
さて、わさびですが、最近なにかと話題のデトックスに関して「日経ヘルス」2月号の記事によると、わさびに含まれているスルフィニルという成分は、肝臓の解毒酵素であるグルタチオンーS?トランスフェラーゼを活性化させる作用があり、野菜の中ではわさびが一番強い活性をもっているとのことです。
食事と一緒にわさびを摂取することで、翌朝の尿中に有害な重金属類が排泄されたことが実験でも証明されたそうですが、最近の海洋汚染による影響でマグロなどに重金属が多く含まれているという事などを考えると、わさびの重要性が増しているとも言えます。
(※デトックス・・・本来は解毒という意味で、体内に溜まった老廃物や毒素を排泄して健康になろうということです。サプリメントではスピルリナやアルファリポ酸などがデトックスに効果があると言われています)