上海料理に限らず、中華では紹興酒は料理に多用されますが、この料理は紹興酒をたっぷり使って茹でた鶏を、茹で汁ごと冷ました冷菜(前菜)で、醉鶏とも呼ばれます。
因みに紹興酒が造られている紹興市は、上海市の南西約200キロで、魯迅や周恩来の故郷としても知られています。昔からお酒(紹興酒)の製造が盛んであり、同じく灘の清酒で有名な西宮市とは友好都市だそうです。