日本で人気のある中華料理といえば、広東料理と四川料理ですが、香港では広東料理以外では上海料理が人気があります。
上海料理というと中国の四大料理に分類されますが、細かく言うと杭州料理や蘇州料理、揚州料理、寧波料理などに分けられ、特徴としては魚介類が多く味付けも醤油と砂糖をベースにした甘口で、和食に通じるものも数多くあります。
実際、現在の上海では日本食ブームだそうで、日本のラーメンやコンビニのおでんなどが人気を集めているというのもうなずけます。
さて、写真は香港の上海料理店の前菜ですが、奥から時計回りに「くらげと大根の和え物」、「キクラゲと麺筋の醤油煮込み」、「ガチョウのロースト」、「黒酢の酢豚」となっています。