本日のメニューは腸粉(ちゃんふぇん)です。お米の粉を薄く蒸し上げた衣で、エビや叉焼などの具を捲いて中国の甘口のたまり醤油をベースにしたものがかかっています。(写真の腸粉は、鮮蝦=新鮮なエビが入っています)
よく中国風のクレープという言い方がされますが、透明感があって、もっちりとした食感はクレープというイメージからはほど遠く、お米が原料であることも含めて東南アジアそのものの食べ物です。
中国でも北方では、お米ではなく春雨と同じく緑豆でんぷんなどを原料にした粉皮(フェンピィ)や涼粉(リャンフェン)といった食べ物がありますが、お米の粉からつくるというのはこの腸粉のほかにも、中国映画の「芙蓉鎮」で有名になった米豆腐(ミィドウフ)などがあります。