写真は中国でも北の方でとれる紅芯大根です。見た目は聖護院大根みたいですが、名前の通り中は赤い色をしています。
普通の大根よりも甘みが強く食感もパリっとしているのでサラダなどの生食や浅漬けなどに向いていることから、最近では日本でも栽培されるようになりました。
イタリアンなどでもサラダなどに使われたりするようですが、中華料理では珍しく生で食べることが多い野菜です。使い方としては短冊に切ってクラゲと和えたり、下の写真のように他の野菜(写真は白菜の芯と香菜)とともに塩、酢、香油で和えて前菜に使われたりします。
中国では最も縁起の良い色とされているのが紅色(日本語では赤色)で、紅芯大根は中国名では「心里美(シンリィメイ)」とよばれています。