ウシガエルと梅菜の炒め煮

20150625_4 梅菜(メイツァイ)とは、広東省の名産品で、日本の高菜に似た漬け物です。漬け物といっても塩漬けにしてから更に天日干しにしたもので、惣菜としての漬け物というよりは保存性のある調味料のような使われ方が一般的です。

 写真は、土鍋で弾力性に富んだ鶏のささみのようなウシガエルのモモ肉と梅菜を煮込んだものです。カエルの肉はフランス料理でも人気の食材ですが、臭みもなく低脂肪でヘルシーで中国でも人気があります(中国語では田んぼの鶏と書きます~田鶏)。 

 田鶏の薬膳的効能としては、滋陰作用があり、胃腸を丈夫にする健脾作用があるほか、免疫力を高める作用があるとされるほか、母乳の出をよくする作用などもあるとされています。

 

 

関連記事

  1. 金華ハムとフカヒレのスープ

  2. 柳葉魚の煎り焼き

  3. 上海蟹炊き込みご飯

  4. キノコの炒め煮

  5. 紅焼潮州魚翅

  6. ハマグリのスープ