ブロッコリーは地中海原産のアブラナ科の野菜で、アメリカでガンを予防する食品をとりまとめたデザイナーフーズプログラムにも採り上げられるなど健康野菜として人気があります。特にブロッコリーのスプラウト(新芽)部分に多く含まれるスルフォラファンは抗酸化作用が強く、ピロリ菌にも有効とされています。
その他、ブロッコリーは悪玉コレステロールを低下させたり、血小板の凝集を防ぐなど血液サラサラ効果につながるフラボノイドが野菜の中でもかなり多く含まれています。
中国語でブロッコリーは西藍花(シーランフワァ)と書きますが、薬膳的な効能としても補脾和胃作用~胃腸の機能をよくする作用があるとされています。尚、カリフラワー(中国語では菜花(ツァイフワァ)はブロッコリーの変種で、薬膳的な効能もほぼ同じです。