白木耳(しろきくらげ)、大根、松茸の三種類を煮込んだものに鶏スープベースの餡がかけられています。
大根や蕪など色の白い混んだ衣類が出回る季節ですが、五行説では白は秋の色でもあり、秋らしい一品とも言えます。
大根は胃腸の働きをよくして痰を出す作用があり、白木耳にも肺を潤し咳を抑える作用があり、また、松茸ともどもキノコ類には免疫を高める作用も期待されます。秋は空気が乾燥してきますが、「肺は燥を嫌う(五臓の中の肺は乾燥に弱い)」とされていることから、この季節ならではのメニューといえます(因みに五行説では秋に配当される五臓は肺です)。