関西でも苦瓜はすっかりお馴染みの野菜になりました。特に近年は、水だけでもぐんぐん生長することから、グリーンカーテンとしての需要も増えているようです。
苦瓜は読んで字の如く苦いわけですが、薬膳理論では苦味には熱を冷ます働きがあるとされるほか、健胃作用も期待されます。実際に、苦瓜は中国では涼瓜(リャングアー)ともよばれ、その効能は清暑清熱、解毒、健胃作用があるとされており、暑い夏の時期には適した食材です。
また、トウチは大豆を蒸してから発酵させたもので、調味料としても使われますが、生薬としても用いられ、軽いかぜの時や熱病の後で胸がすっきりしないときなどに応用されます。