白切鶏の実山椒ソース

130530  一般的には蒸し鶏と呼ばれるものですが、実際には低温で茹でて作られています。上に載っているのは色も鮮やかな実山椒ソースです。

 山椒は中国料理では、辣(ラー:辛い)ではなく麻(マー:痺れる)と表現される味です。近年、この山椒の痺れる感覚が脳にある味覚を感じる部分を刺激して、味覚に敏感になるという研究成果が発表されています。

 漢方では山椒の果皮を乾燥させたもの(一般的に香辛料として用いられる部分)は、おなかを温めて冷えをとるほか、下痢などにも有効とされています。また、山椒の実を乾燥させたものは椒目(しょうもく)と呼ばれ、やはりおなかにこもった余分な水分を排出させる働きがあるとされています。尚、椒目は果皮の部分とは違っておなかを温める作用はないとされています。

 

関連記事

  1. アヒルの醤油煮

  2. プアール茶のプリン

  3. 三七人参入り汽鍋鶏

  4. 甘鯛の煎り焼き

  5. 蛍烏賊の和え麺

  6. 酸辣湯