熟成させたアヒル(家鴨)の肉と一旦凍らせたコンニャク(凍み蒟蒻)、タケノコの炒め煮です。
家鴨を丸ごとタレに漬け込んでから乾燥させて肉を熟成させたものが使われています。
中国料理では、北京ダックやタマゴを鹹蛋や皮蛋などに加工するなど、家鴨は一般的な食材で、3000年くらい前には家鴨の養殖が始まっていたそうです(家鴨=アヒルは野生の鴨を家畜化したものです)。
家鴨の薬膳的な効能としては涼性で、虚熱=陰虚、即ち体の水分保持能力が低下した体質の方のほてり=をとるほか、胃に潤いを与えて機能を高めたり、特に頭の部分(鴨頭)には、利尿作用があるとされています。