アヒル(家鴨)の心臓のローストです。中華でアヒル料理といえば北京ダックが有名ですが、専門店では北京ダック以外にも心臓や舌、水かきを使った料理なども供されます。
心臓~ハツは、牛、豚、マグロなどでも食べられますが、筋肉質でコリコリしていてビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
さて、漢方では自分の内蔵(五臓六腑)で弱っているところがある場合には、動物の同じ部位を食べると良いという考え方があります。よって、ハツ(心臓)は五臓六腑の「心」に効くわけですが、「心」は西洋医学的な血液を送り出すポンプ作用の他に、“こころ”という意味~高次の精神神経機能~もあり、こころをすり減らしているストレスフルな方にとってもお勧めです。