金華ハムでコクをプラスした鶏スープに、具は新タケノコと布豆腐を結んだものというスープで、上海料理の名菜のひとつです。
タケノコは成長が早く、10日(一旬)で竹に成長するから、たけかんむりに旬で「筍」と書きますが、昔は、タケノコは精が強いので食べすぎると吹き出物が出るとか言ったものです。
現代科学では、タケノコに含まれる物質がアレルギー症状の原因になるとのことですが、植物の生長点は生命エネルギーにあふれており、栄養分析だけではわからないパワー(=「気」)があると考えられていますので、今後、そういった物質も発見されるのではないかと思います。
ただし、生命エネルギーにあふれた食材は、それを食べる方にもそれなりのエネルギーというかパワーが要求されますので、からだの弱い人にとってはかえって負担になることもあります(では、からだの弱い人はどうすればいいのかというと、まずは穀物や芋、豆類で胃腸の機能を良くすることが第一目標で、それから徐々に“精のつく”ものを少しずつ増やしていくのがセオリーです)。