写真だけ見ると西瓜の食べ残しのように見えなくもないですが、最初から西瓜の白い皮とそれに近い部分だけを使った泡菜(パオツァイ)~四川料理の乳酸菌発酵させた漬け物です。
独特の芳香とさっぱりとした酸味があり、色も鮮やかな状態で残るため、パプリカなど見た目に美しい野菜などもよく使われます。
さて、暑い日々が続きますが、先日、中国の人民日報に暑い時期のお勧めの食材として泡菜がとりあげられていました。理由としては食欲増進作用があり、消化を助け鉄分の吸収を促進する働きがあるほか、汗で失われた体内の潤いを保持する効果も期待できるとのことです。取材元は北京中医薬大学の東方医院の消化器内科とのことですが、こういった記事が一般紙に載るところがスゴイと思います。