蛤(ハマグリ)の身を卵白、鶏のすり身、新ワカメを合わせたもので包んで浮き実としたスープです。
今が旬の蛤は、滋味豊かな旨味が特徴で、鉄分をはじめミネラルが豊富な上に葉酸やビタミンB12も含み、貧血気味の女性にはお勧めの食材です。
また、読売新聞によりますと、福岡県の病院で行われた治験で、アルツハイマー病初期の患者に葉酸とビタミンB12を投与したところ、アルツハイマー病の危険因子とされる物質が低下し、メンタルテストの結果も改善するなどしたとのことです。
ハマグリの貝殻は、昔から生薬~海蛤殻(かいごうかく)としても用いられていますが、血分の淤滞を散じる効果があるとされており、葉酸とビタミンB12が初期のアルツハイマー病に改善作用があるとする発表もふまえて考えると、認知症の予防にも効果があるかも知れません。