レンコンは生のままではからだにこもった余分な熱を冷ましたり、のどの渇きをおさえる作用があり、中国では糖尿病に生のレンコンのおろし汁を飲むという民間療法があるというのを聞いたことがあります。また、“酒毒を去る”作用もあるとされています。
一方、レンコンを加熱した場合には、胃腸をはじめからだを丈夫にする作用があるとされています。また、この前菜には黒酢が使われていますが、“適度な量”の酢は五臓六腑の“肝”に良いとされています。最近は日本でも、健康ブームを背景にして、フルーツを原料にしたものなど様々な酢が売られていますが、お酢を飲むポイントは水などで薄めて毎日少量ずつ続けることで、いくら健康に良いからといって一度に多くの量をとるのは胃にも刺激が強すぎるほか、歯にも悪影響を及ぼします。