サツマイモの蔓の和えもの

0827  サツマイモの蔓(つる)=芋蔓(いもづる)を干しエビなどで和えたものです。

 サツマイモはコロンブスがアメリカ大陸から持ち帰ってから世界に広まり、日本にも江戸時代の始めには伝わっています。現在ではサツマイモの世界の生産量の8割以上が中国で栽培されており、芋は中国の焼酎(白酒:ばいじゅう)の原料として大量に用いられています。

 さて、芋蔓ですが、日本でも戦時中の食糧難の時代にはよく食べられていたようですが、ほのかに甘みがあり、繊維質が豊富ながらそんなに硬くもなく意外なおいしさでした。これから世界的な食糧難時代になると言われていますが、こういった食材はもっと見直されてしかるべきだと感じました。

関連記事

  1. 麻辣豆腐

  2. トラフグの香り揚げ

  3. 雉肉の2種盛り

  4. 空芯菜と皮蛋の炒めもの

  5. あん肝の紅芯大根おろしかけ

  6. 密焼鰻魚