関西ではアブラメとも呼ばれるアイナメは、カサゴやメバルに近い種類で、ぷっくりとした白身が特徴です。
香港や東南アジアではガルーパとも呼ばれるハタの仲間の魚(石斑魚や紅班魚など)が蒸しものや、写真の炒めものなどに人気がありますが、食感的にほぼ同じ感じがしました。
さて、低脂肪高タンパクの白身の魚には“補虚益気”作用があるとされており夏バテ対策にはお勧めの食材といえます。栄養学的に言えば白身の魚より焼き肉の方が良いようにも思えますが、それはあくまで焼き肉を食べても胃もたれをおこさないような(胃腸が丈夫な)方にとっての話しであって、夏バテで食欲もなく疲れを感じるような時には胃腸にやさしい白身の魚の方がお勧めです。