金針菜と雪菜の和えもの

1022  フレッシュな金針菜と、雪菜(シュェツァイ)の和えものです。

 金針菜は、ユリの花のつぼみとも言われますが、正確にはユリ科のノカンゾウの花のつぼみで、昔は茶色っぽい色をした乾物しか流通してませんでしたが、近年は日本でも栽培されるようになって写真のような鮮やかな緑色をしたフレッシュなものが流通しています。

 金針菜は別名を忘憂草と言い、字の通り憂いを忘れさせてくれる作用~精神安定作用があるとされ、漢方薬や健康食品などにも応用されています。

 また、雪菜は日本の野沢菜に近い野菜で、中国ではやはり漬物として食べられていますが、中国の漬物は、その風味と塩味を生かしてスープの具や炒めものなど調味料的な使われ方をされることが多く、このメニューでも炒めて香りを立たせた雪菜と金針菜が和えられています。 

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