(引き続き「中国菜 香味」さんのメニューから)
貝柱の湯引きとミョウガの前菜です。扇貝とは、ホタテやイタヤガイの貝柱のことで、貝殻の形が扇に似ていることからそう呼ばれます。また、「千層」とは、細かく切れ目を入れてミルフィーユ状になっていることを表しています。
ミョウガはショウガの仲間ですが、香辛料というより香味野菜に近く、スッキリとした香りで胃腸の調子を整えてくれます。
香味野菜は一般的に香りの力で気の流れを良くする作用がありますが、そういう意味では香味野菜が好きな人は気の流れが滞りがち(簡単に言えばストレスが多い)で、反対に嫌いとか苦手という方は「気」のエネルギーそのものが少ない人が多いように思います。気のエネルギーが少ない人というのは疲れやすいとか、胃腸機能が低下している人が多く、健康的な空腹感がないとか、食後に眠たくなりやすいといった方になります。