湯引きしたイタヤガイに白ネギとショウガをみじん切りにしたソースがかかっています。また、右奥に見える付け合わせは、そうめんカボチャです。
イタヤガイは、ホタテに似てはいますが、ホタテよりも食感が柔らかく、またホタテが主に北海道など寒いところで採れるのに対して、暖かい海域で育ち、日本では島根県などで養殖が盛んのようです。
さて、胃腸が弱い日本人にとってショウガはなくてはならないものです。ショウガは胃腸を温めるとともに水分代謝も改善する薬効もあり、特に冷菜などとの相性が良く、日本でも昔から冷や奴などにはつきものでした。また、昔からおろしショウガのこういった薬効は広く知られており、それゆえ「薬味」とよぶわけです。