(引き続き「香味」さんのメニューから)
クラゲの甘酢和えにマスタードソースがかかっています。
クラゲといえば温暖化の影響か、日本海で大量発生したりしていますが、あのエチゼンクラゲこそ、中華で食べられているクラゲです。クラゲはその90%以上が水分ですが、最近の研究によるとクラゲには生物の粘液などに含まれ、抗菌作用や保湿作用を有するムチン質が含まれていることがわかり、クニウムチンと名付けられ、有効利用のための研究が進んでいるそうです。
クラゲは薬膳的には、胃腸の働きを良くする作用があるとされていますが、クラゲに胃の粘膜を被う粘液の主成分であるムチンが含まれている事と何らかの関連性があるかも知れません。