今日からしばらくの間、西天満に新しくできた「香味(シャンウェイ)」さんのメニューから~茹で豚ニンニクソースがけです。
日本の豚の冷しゃぶに近いもので、唐辛子とニンニクの効いた四川料理ですが、夏向きの一品といえます。
日本では豚バラ肉というとあぶら濃くて敬遠されがちですが、中華では最も人気のある部位で、東坡肉(とんぽーろー)や回鍋肉(ほいこーろー)など、茹でるとか蒸すという調理方法で、余分な脂肪分を落として、肉の旨味とゼラチン質をいただくというパターンになります。
ところで、最近は中国産のニンニクの輸入が減って、国産ニンニクの値がかなり上がってきていますが、中国と違って日本ではニンニクの葉や茎をあまり利用しないことも関係しているように思います。
アメリカで調査されたガンの予防に効果的な食品リスト(デザイナーフーズ)でも最上位にランクされるニンニクですが、中華では葉や茎も普通に食べられており、日本国内でもそういったものの利用が進むとニンニクの値段ももう少し安くなるような気がします。