豚の耳は、沖縄料理でもミミガー(耳皮)と言って、よく和えものなどにして食べられますが、耳の軟骨と周りの皮の部分の独特のコリコリした食感が特徴です。
栄養的にも低脂肪で、コラーゲンなどが豊富に含まれることから美容~老化予防効果も期待できます。
中華料理で、肉と言えば豚肉を指しますが、「鳴き声以外は全部食べる」と言われるほど、中華料理では耳以外にも、豚の内臓は勿論のこと、脳みそや歯ぐきを使った料理などもあるそうです。
こういった事を書くと、気持ち悪いと感じる方もおられるかも知れませんが、バラ肉やロースといった肉の部分だけを食べて、その他の部位を食べずに捨ててしまうことの方が「罪深い」ことのように思います。