日本では蒸し鶏という言い方で呼ばれますが、実際は、鶏肉を煮立てないように細心の注意を払いながら低めの温度で火を通して、煮汁ごと冷やしたものです。しっとりした肉質に皮の部分から溶け出したニカワ質がゼリー状にからんで、得も言われぬ味です。
特に、このメニューは鶏を煮る時に紹興酒が加えられていますが、紹興酒は旨味成分であるアミノ酸が豊富に含まれているため、旨味がアップしています。