羊肉の香草炒め

0227_3 北海道産のラム肉と香菜、黄ニラを炒めたものです。高タンパク低脂肪の羊の肉はここ数年、日本でも人気があります。

 さて、カロリーの問題は別にして薬膳的な作用に関しては、羊の肉は「温」性とされていますので、豚肉(「平」性)などに比べると体を温める作用が強いとされています。このため、中国では羊肉は冷え症の人に向いているとされるほか、一般的には冬場に多く食べられる傾向にあります。

 また、薬膳的には豚肉も羊肉もともに滋養作用があるとされますが、豚肉には滋陰作用といって、身体に潤いをつける作用もあるとされています。

 中国ではというか、日本でも江戸時代まではそうだった筈ですが、食べ物に関しては、まず、その食べ物を食べると身体にどのような作用があるのかという事が第一であって、身体が冷えていれば温めるものとか、乾燥していれば潤いをつけるものなど、身体のバランスを整えるように食べることが重要であるとされています。

 ここまで書くと、食べ物の作用を知らなければ食事が出来ないとお思いになられる方もおられるかも知れませんが、あまり難しいことを考える必要はなく、昔からその土地で採れる季節のものを中心に食べるというのが一番理に適っています。

 もっとも、そうは言っても食糧自給率が39%の国では、それはそれで難しいことになっていますが、ここらあたりに日本の「食」の混迷の一因があるとも言えます。

 

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