文思(ウェンスー)とは、この料理を考案したとされる中国の和尚さんの名前で、一丁の豆腐を銀の糸のようになるまで限りなく細く切って、スープの具にしたものです。
写真は、柔らかい日本の豆腐を使っているので限界がありますが、中国では1丁の豆腐を1万本以上にまで切り分けたものまであるそうです。
豆腐を揚げたり、凍み豆腐にしたりするだけでなく、人間業とは思えないほどの細さに切っていくことで、豆腐とは思えないような食感が得られるわけですが、まさに食にこだわる中国ならではの料理です。