鶏もも肉のパリパリ揚げ

Photo_10  広東料理に脆皮炸鶏といって、丸鶏の皮を香ばしくパリパリに揚げた料理がありますが、写真は鶏のももを一旦下茹でしてから、熟成乾燥させて皮がパリパリになるように揚げたものです。

 日本では皮の部分は脂肪が多い等の理由で、豚バラ肉でも鶏肉でも皮なしのものが売られていたりしますが、中華では、皮の部分はコラーゲンの供給源としてじっくり煮込んだり、この料理や北京ダック、豚の丸焼きのように皮の部分がクリスピーな食感になるように調理したりと、無駄なく皮の特性を生かして調理されます。

 鶏の皮の部分にはコラーゲンが豊富ですし、脂肪分も含まれるものの人体に対しては悪影響を与えるどころか、悪玉のコレステロールの低下につながるという報告もあります。

関連記事

  1. 天然鰻とゴーヤーのトウチ炒め

  2. サツマイモの鱧巻き揚げ

  3. 羊スネ肉の煮込み

  4. 髪菜と蟹粉のスープ

  5. ヘチマのあんかけ

  6. 蝦子海参