マコモダケはイネ科の多年草であるマコモ(菰)に、黒穂菌が寄生することで初めて根の部分が太くなり、マコモダケになります。見た目は長細いタケノコのようなものですが、先端部分は緑色の葉がついており、極太のネギのようでもあります。
食用としては、白い根の部分だけが使われますが、食感はタケノコとアスパラを足して2で割ったような独特の感じです。クセのない味で中華では高級食材として知られていましたが、最近では日本国内でも栽培されるようになって見かけることが多くなりました。因みに、ちまき(粽)は本来、マコモの葉が使われます。