干貝鶏粥(ガンベイジィジョゥ)とは、鶏のささみを細かく刻んでから軽く炒め、米粒状にしたものを干し貝柱でとったスープに入れてお粥に見たてたもので、南京料理の名品です(ただし飲茶のお店で「干貝鶏粥」とあれば、干し貝柱のダシと鶏肉のおかゆのことです)。
写真のスープは、その干貝鶏粥にフカヒレが入っています(真ん中の赤いのはクコの実です)。
さて、最近は中国の経済成長が著しくフカヒレやナマコ、アワビや貝柱といった高級食材の値上がりが激しくなっているそうです。また、医食同源の本場だけに生薬も値上がりしており、今後日本国内でも漢方薬の値上がりは避けられそうにありません。