湖南竹筒スープ

Photo_89 (東京 京橋の「雪園」さんのメニューから)

 竹の入れ物を使ったスープは湖南料理の名物のひとつです。具は鶏肉と豚肉のミンチに椎茸が入っていましたが、椎茸以外にも湖南では様々なキノコが使われます。

 ところで竹は日本でも馴染みの深い植物ですが、漢方薬としても利用されます。まず、ハチクの葉っぱは生薬名を竹葉と言い、風邪の初期ののどの痛みや口の渇きに用いられ、竹の節間部分の緑色の外皮の下の部分を削ったものを竹茹(ちくじょ)と言い、熱を冷まして痰を除く作用があるとされています。

 また、どうでもいいような話しですが、「竹」とパンダの好物である「笹」はどう違うのかという点に関して・・・竹の皮が、成長とともに脱落するものを「竹」、竹の皮が腐るまで脱落しないものを「笹」と言うそうです。

 

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