枝豆を紹興酒、八角茴香などで煮たものです。紹興酒の故郷である紹興には写真の枝豆の代わりにそら豆を使った「茴香豆」という名物料理(といっても、紹興酒のおつまみのようなものですが・・・)があります。
日本ではお酒のアテに枝豆はポピュラーですが、枝豆の成分が腸にはいるとM細胞というところを刺激して膵臓からの消化液の分泌が盛んになるとともに、膵臓自身も強くなることがわかっています。また、同じくアルコールはG細胞を刺激して、消化管ホルモンの分泌を促して、胃の消化液の分泌を促すとともに、胃の壁をも厚くする効果もあるそうです。
漢方の世界では、枝豆は使いませんが発芽した大豆を乾燥したものを大豆黄巻と呼び、胃腸の働きを良くして体内の余分な湿気や熱を除く作用があるとされています。